お知らせ
2024.11.29
【特集展示】LGBTQとジェンダー🌈(~12月下旬)
12月4日~10日の人権週間に合わせて、LGBTQとジェンダーに関する本を特集してみました。昨今、生まれながらの性別にとらわれない性別のあり方を見直す動きが活発になっている傾向にあるため、LGBTQという言葉を耳にする機会も多くなりました。特集展示をするにあたり、本を集めてみたときLGBTQやジェンダーの児童書や絵本が多数あったので驚きでした。子どもの頃からの教育に欠かせない項目の一つなのだと実感しました。
私のおススメ本は小説「恋せぬふたり」です。2022年にNHK総合でテレビドラマ化された作品のノベライズ本で、脚本担当の吉田恵里香さんは第40回向田邦子賞を受賞しています。「アロマンティック・アセクシャル」の男女が始めた同居生活が周囲に波紋を広げていく様を「ラブではないコメディ」として描いています。私は「家族に近い形の新しい人間関係」と感じ、おもしろく読みました。近い未来、LGBTQやジェンダーを越えた多種多様な家族形態の登場を予感させる作品です。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。
皆さんも、この機会にあらためて人権について考えてみませんか?
マイノリティの方々が自由に生きられるように、レインボーカラーの鶴を動きのある形に折ってみました!